新型コロナウィルスによる転職への影響を考える

コロナウィルス 考察
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今新型コロナウィルスによる影響は着実に日本の採用現場にも生じています。今日はそんな状況の中、どう転職活動を進めていくべきかについて考えてみましょう。

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新型コロナウィルスの影響がある内は転職はしないべき?

結論から申しますと、今だから活動を少しずつでも始めるべきです!

私は日々転職エージェントとして様々なお客様のご相談に乗らせて頂いておりますが、最近一番多い質問が【今活動するべきなのかどうか】です。

では逆に質問をしたいのですが、

いつ転職活動をするべきなのでしょうか?

答えは誰にも分かりません。

でも、現状を冷静に分析する事は出来るでしょう。

今はまだ何も決まっていない

結論として今だからこそ活動を進めるべきと申しましたが、その理由はシンプルで、

今はまだ国策も何も明確に改善策が打ち出されていないからです。

強制力のある施策は打ち出されておらず、全てが曖昧なものです。(と、私は思います・・・・)

だから企業側としても様子を見るしかないのです。

様子を見るしかない、という事はまだ完全に採用は打ち切らないという事です。

採用熱は決して高くは無いでしょう。状況が状況ですからね。でも終了はまだしていないのです。これは非常に大きな違いと言えるでしょう。

そして今後経済は益々悪くなる

今世界中で新型コロナウィルスの影響が経済に及んでおりますし、日本も例外ではありません。

日本はオリンピックも延期になってしまいました。私は元々オリンピックをやるべきでは無い派なのですが、準備を進めていたものを延期する事でやはりそれなりの損失は出てきますし、今後都心封鎖なんて事になれば、その経済的損失は張り知れないでしょう。

因みにですが、日本No.1企業であるトヨタが1兆円融資枠を要請しましたね。

トヨタ自動車が、三井住友銀行と三菱UFJ銀行に対し、計1兆円の融資枠を設定するよう要請したことが27日分かった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、金融市場での資金調達コストが上昇しているためとみられる。
関係者によると、トヨタの財務基盤は強固だが、一段の感染拡大に備えて手元資金を手厚くする狙いがある。
トヨタは世界的な需要の落ち込みを受け、4月3日から国内5工場で7生産ラインの稼働を一定期間、停止する。

東京新聞 2020年3月27日の記事より

融資を受けるという事はその分返済しなければなりません。

そしてここに世界不況の波まで加わるのですから、暫く景気は悪い状況が続くのは容易に想像出来るでしょう。

そう考えると、今の状況は序章にしか過ぎないと言えるかと思いますし、企業は今後益々採用に予算をかけられない状態になる事でしょう。

そして実際に採用を保留にしてる会社もあるんでしょ?

確かに大手メーカー、特に製造や食品系などで実際に採用を保留にする傾向が見られます。

でもその傾向は今に始まった事ではありません!

大手メーカーへの影響は2018年から2019年にかけて加速していった、あの米中貿易戦争から既に始まっているんですね。

確かに新型コロナウィルスのせいで更に状況は悪くはなっておりますが、今になってここをピックアップしても仕方がありません。事前にわかり切っていたことなのですから。

そしてここから分かる事は、

今の状態は決して良くは無いのですが、予測できなかった程の大打撃が来たとまでは言えない状況でもあるのです。

今後さらに悪くなる事を考えれば、今しかチャンスが無いとも言えるのです。

内定取り消し問題について

これは中途採用ではなく、新卒採用で起こってる現象ですね。

新卒採用ならば内定取り消しでも問題ないのか?

いいえ。そうではありません。

勿論大問題ですし、何とかしなければならない問題だと認識しております。

ただ、今回の話の軸は【転職】です。

中途採用において、内定取り消しという事態は”まだ”起こっておりません。

ですから、今転職をする事のデメリット材料にはなり得ないのです。

近い将来事態はもっと加速する事に

今後はそんなんじゃ済まない状況になってくるでしょう。

現在イベント業界が一番被害が出ており、飲食を始めとする小売業界も大打撃を受けております。実際に派遣切りやアルバイトの解雇なども徐々に増えてるそうです。詳しくは最近アップロードされました、堀江貴文さんの動画が非常に参考になります。

もう疲れたので今後一切イベントやりません

この影響は確実に日本の経済に大きなダメージとなり、倒産企業が相次ぐ事になるでしょう。

だからこそ、今転職を検討してるのであれば、急がなくてはなりません。もっと我々の意識を変革していかなければならないのです。

今の状況をどう乗り越えるべきかなのか

今まさに日本は経済的にも医療的にもパニック寸前の状況と言えるでしょう。

そんな状況の中で私達はどう行動していくべきなのか。

今回は転職を軸にしているので、シンプルに転職する場合としない場合で考察していきましょう。

現職に残る場合:会社への貢献性を重視しよう

実は経済に大きな影響を与えてるのは、我々一人一人の意識と行動だったりします。

嘘ではありません。

今回の新型コロナウィルスの影響で都心を中心にトイレットペーパーの不足のニュースが多く流れましたね。

あれは予測不能な状況で生活インフラに必要なものを買い溜めようとした結果、まだ充分にあるにも関わらず、トイレットペーパーが品切れになり、その状況を見て焦った人達が更にトイレットペーパーを購入し続けてしまったのです。

これが銀行だったらどうでしょう?

誰かが『あの銀行は倒産する!』とデマを言ったとして、それを信じた人々がどんどん銀行からお金を引き出してしまったら、銀行はあっという間に潰れてしまいます。

これは実際に起こった出来事でもあります。

豊川信用金庫事件

1973年(昭和48年)12月、愛知県宝飯郡小坂井町(現・豊川市)を中心に「豊川信用金庫が倒産する」という噂(デマ)が流れたことから取り付け騒ぎが発生し、短期間に約20億円もの預貯金が引き出された事件。警察が信用毀損業務妨害の疑いで捜査を行った結果、女子高生3人の雑談をきっかけとした自然発生的な流言が原因であり、犯罪性がないことが判明した。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

同様の事件は世界中でも実際に起こっております。

つまり私達の意識1つで会社を倒産させる事は可能なのです!

という事は逆に、私達の意識次第では景気を良くする事だって出来るのです。

会社組織において、不況な時だからこそ声を上げ組織を牽引してくれる存在は非常に大事な存在になります。

景気が好転した時にその功績は高く評価されるでしょう。

実際に起こったリクルート事件の時の例が参考になります。

逆に就職氷河期以降ずっと続く不景気の中で採用された人は厳選して採用され、丁寧に手をかけて育成されるために、その後会社の根幹を支える人材になっている場合があります。このように、採用においては「景気の動向とは逆の動きを取る」ほうが合理的なのです。
苦しい時に採用するのは、「いい人が採りやすい」ということ以外にもメリットがあります。もうずいぶん昔のことになりますが、私が最初に入ったリクルートは、リクルート事件の際、内定辞退者が半分以上出たそうです。
しかし、そんなときにも残った人がいるわけです。残った社員の尽力によってリクルートは再興され、グローバル規模にビジネスを展開する企業になりました

東洋経済ONLINE コロナ不況の今こそ実は「採用チャンス」な訳

転職をする場合:不況だからこそ優秀な人材が欲しい

すでに上記でご紹介した記事から引用となりますが、

不況の時に採用した人こそ活躍する可能性が高いからです。もちろん、世代論は何でもそうですが、世代ごとに十把一絡げにできるわけではありません。
あくまで傾向としてですが、例えば、空前の好況期であったバブル期のように、好況期はどこもかしこも採用を増やすために競争が激しく、その結果、どうしても相対的にはレベルを下げてでも採用せざるをえなくなり、人材の質は下がることがあります。

東洋経済ONLINE コロナ不況の今こそ実は「採用チャンス」な訳

つまり、自分のストロングポイントを明確に打ち出す事で、企業にとっては希望の光になるわけです!

そしてこの不況を共に乗り切った際には、それなりの評価を得られるチャンスがあるという事にも繋がりますね。

こんな状況で本当に転職先は見つかるのか?

仮に決まらなかったとして、それが何なのでしょうか?

採用が難しくなってるという事は、

その時の内定はその企業にとって貴方が即戦力になると投資価値を認めた事になりますし、

例え長期的な活動になったとしても、今自分に足りない物は何なのかが確実に見えてくる活動になり得るわけです。

そのプロセスは決して無駄にはなりません。寧ろ価値ある事とも言えるでしょう。

今後の転職活動に向けて何をしたら良いのか

さて、これらの情報を踏まえて、私たちは今後の転職活動に向けて何を意識したら良いのでしょうか。

現職は絶対辞めないこと

今が転職のチャンス!と言ってきましたが、とは言えいつ何が起きるか分からない状態には変わりはありません。

なら万が一に備え、今の収入源は確保をするべきです!

通常なら現職が多忙な時など、一度退職をし転職活動に専念できる時間を確保する事を勧めたりもするのですが、今回は違います。

最悪、転職活動が強制的に中断させられる可能性もありますので、現職の籍は残しておきましょう。

派遣社員は選ばないこと

炎上覚悟で申し上げますが、今は派遣社員を選ばない方が賢いです。

何故なら経営状態の悪い会社が増えていく中で、真っ先に解雇対象になるのがアルバイトと派遣社員だからです。

実勢にその兆候は始まっております。

そして派遣社員は派遣元を転職回数としてカウントされてしまうのです。

自分が意図しないタイミングで勝手に転職回数が増えてしまうのは非常にマイナスだと思いますので、今は派遣社員を選ばない方が良いかと思います。

業界の選定をやり直してみること

2018年から始まった米中貿易戦争、消費税の増税、新型コロナウィルスの蔓延で各業界へのダメージはそれぞれ濃淡があります。

ここまでお読みになった方は大体のお察しはつくかと思いますが、今どの業界が危険なのかはちゃんと調べておくと良いでしょう。

とは言え今後どこの業界も一定ダメージは発生しますので、絶対な安心は無い、という事は肝に銘じておいて下さい。

資格ではなく即戦力になるスキルを身につけておこう

これはどんな時でもそうなのですが、持っているだけの資格はあまり意味をもたらしません。

このコロナ不況で今後の不況を考えれば、益々そうなっていくでしょう。

現職の環境でも磨き続けられるスキルの方が、企業にとっては魅力的に映るのです。

例えばですが、エクセルや財務諸表、マネジメント経験、新規プロジェクト推進など、どの会社でも重宝されるような経験・スキルを身につけておく事が何より大事になってくると思えます。

今の状況は必ずしも良いとは言えませんが、確実に分かる事は今後更に景気は悪化し、転職市場は一気に冷え込んでしまうという事です。

ですが、悲観しているだけでは何も進みません。

冷静に状況を捉えながら、着実に行動に移していく事が何よりも重要です。
こんな状況だからこそ、工夫を凝らし、自身の市場価値を高めていきましょう!

人生に彩りを。
Chiva.

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