働かないおじさん問題

考察
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この記事でお伝えしたい事。

・労働対価に見合わない年収を欲しがるおじさんが日本で増えてます。
・不満をそのまま放置すると、思った以上にこじらせます。
・自分の評価を決めるのは常に他人。交渉する事を覚えよう。
・自分は◯◯されて当然って思ってませんか?その根拠に目を向けよう。

どうもChivaです。この働かないおじさん問題は、サラリーマンだけでなく、何かしら不満を持ってる全ての人が参考にすべき問題です。それでは早速みてみましょう!

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働かないおじさんって知ってる?

働かないおじさんとは、年齢と実績が合わない人の事を指しており、
近年急増中で社会問題になっております。

さて、何が問題なのでしょうか。

  • 生産性に見合わない給料が発生してる
  • おじさん側も、その部下にあたる方も、モチベーションは下がる一方

まとめるとこんな感じでしょうか。

この後詳しく解説しますが、実はおじさん側も被害者なんですね。

これ以上頑張っても先が見えてるおじさん達は現状維持しか選択肢がないわけです。
本当はもっと頑張りたいけど、やりようを見つけられず、そのままグタグダになっていきます。

更に最悪なのはそこから不満が募り、今の待遇にすら不満を持つようになってしまいます。

勿論、その下で働く部下は堪ったもんじゃありません。

この流れは誰も幸せにはなりませんね。

どうして発生しているの?

ズバリ、日本型雇用が問題になっているんです。

日本的雇用システムとは「終身雇用」、「年功序列」、「企業別組合」という三つの特徴を持っています。

サイトBizHint HR:日本型雇用システムより

年を取れば給与が上がっていく仕組みが、労働者の感覚を麻痺させてしまってるんですね。

更に終身雇用で護られているわけですから、危機感は生まれず、寧ろ同い年のサラリーマンを見て自分より給与が高い状況に漠然と、でも確実な不満を心に抱くわけですね。

そしてその不満が募りに募るとどうなるか。

企業の早期退職勧告に便乗してしまうわけです!

これについては後述していきますね。

因みにこの年功序列な体制って世界的に見ても異質なんですよ。
参考になる記事を載せておきますね。

終身雇用・年功序列は日本だけか@MechaAG
日本と海外での働き方や仕事に対する考え方の違いとは@にほんご日和
海外から見た日本の働き方、企業文化の独特なポイント4つ@Dropbox

どれも非常に参考になりますので、是非見てみてください。

アメリカなど諸外国は、ジョブ型雇用形態が一般的です。


年功序列ではなく経験や実績が重視されるので、勿論デメリットもありますが、広い意味で平等的と言えるでしょう。


このジョブ型雇用形態について詳しく知りたい方はここの記事が秀逸かと。

年数が経てば年収が高くなる上に、終身雇用が邪魔して解雇が難しい。
企業としては非常に困ってくるわけです。
能力開発を促そうとするも、おじさん側としてはウザく思ってしまいますよね。
だってそんな事しなくても給料は上がるんですから。制度的には。


そうなるといずれ限界を迎えますね。


だから組織の中で評価的停滞が発生するわけです。
評価的な停滞程、憂鬱なものはありません。モチベーションは下がっていく一方です。

それで今何が起こってるかと言うと・・・・・

上場企業を中心に早期退職勧告が加速していく

2019年のリストラによる退職者数が6年ぶりに1万人を超えました

東京商工リサーチの調査によると、2019年1月~9月に希望退職や早期退職者を募集した上場企業は27社で対象人員は1万342人。

これは2018年の人員を大幅に上回るだけではなく、6年ぶりに1万人を超えてるんですね。

新卒者は大量に採用したいけど、中間層となる、ここで言う働かないおじさんに対して、選択肢を提示する事で組織構造の適正化を図りたいわけです。


早めに退職金を貰えて且つ新しい環境に挑戦できる機会。


ここまで説明したように不満を募らせてる中間管理職の方達にとって、
魅力的に感じる方は少ない筈。

でも実際40歳から50歳の転職ってどうなんだろう、って話ですよね。


総務省統計局発表の「労働力調査 平成29年(2017年版)平均(速報)結果の概要」をもとに、見てみましょう。

統計によると、転職比率(就労者に占める転職者の割合)は年齢ごとで下記のようになっております。(2018年時点で男女計の数値)

25~34歳7.0%
35~44歳4.5%
45~54歳3.6%
55~64歳4.3%

45〜54歳の転職率は、25〜34歳までの転職率と比較したときに、
半分程に低下してる事がお分かり頂けるでしょう。


そう、実際問題まだこの40代から50代ゾーンの転職は非常に厳しいものがあるのです。

何故かって、理由はシンプル。

◆年齢が高い=人件費が高くつくから
キャリアが長い分、前職で高額な給与をもらっていたケースも多い50代の転職者の雇用には、30代までの若手を雇用するよりも高額の人件費がかかると考えられています。

このため、企業側も「高額の人件費をかけてまで雇用するメリットがあるのか」を見極めるため、どうしても50代の転職者を精査する目が厳しくなるのです。

◆プライドが高くて扱いづらいイメージがあるから
年齢と一緒にキャリアを重ねてきたからこそ、過去の栄光から自己流の仕事の進め方などにこだわりができ、上司や会社からの指示に従わないのではないかと懸念されています。

配属先の上司・先輩が年下である可能性も十分考えられるため、企業側が現場で扱いづらいであろう50代のベテランの採用を控える傾向があるのです。

40代50代ミドル転職のFROM 40 より


勿論うまくキャリアアップを成功できる人もいますが、
この流れは無視出来ませんよね。
それでは今後どうして行けば良いのでしょうか。対策を考えてみましょう。

今の不満は何から来てるのか、解決策を模索しよう

今何で不満をかんじてるのか、
それは具体的にどうしたら解決できるのか、
解決策は現実的なものなのか、

それをしっかりと見つめ直す必要があります。

私はキャリアアドバイザーとして人材業界で勤務して、今まで3000名以上の方の相談に乗らせて頂いてますが、大体の不満ポイントは待遇面にあります。

ここでは年収に不満があると仮定したとして、その場合は下記のように考えてみよう。

年収に不満がある時に考えるべき事

①自分のスキルが正当に評価されているのか。
(違うと思う場合はその根拠は?)

②会社の評価制度に何か問題はないか。

③他に現職において打開策はないのか。

自分の評価を決めるのは常に第三者です。

不満を持ってる方に多く見受けられる傾向として、

その第三者である評価者との話し合いがあまり出来ておりません。

下記チェックポイントです。

●漠然と自分の中でだけ不満を溜め込んでおりませんか?
●その事実はあなたの評価者は知ってますか?
●半年後何をクリアすれば昇給・昇格できるのか、イメージ出来てますか?
●持てていないのなら、それは何故ですか?

はい、どうでしょう。ちゃんと出来ておりましたでしょうか。
恐らく出来ていない人の方が多いのではないでしょうか。

上司だって人間です。
組織規模が大きくなる程、全ての人員管理を精密にこなす事は難しくなっていきます。

だからこそ、社員1人1人が意識を持って、今後の自分のキャリアについて相談や交渉しにいく事は非常に重要な事なのです。
まだやっていない!っていう方。是非試してみて下さい。

この問題は色々な事象で形を変えて発生している!

今回は働かないおじさん問題として、日本型雇用が引き起こしてるトラブルにフォーカスして綴ってきましたが、

これは形を変えて様々な場面で発生してるのでは無いでしょうか。


今一度自分ゴトに置き換えてみましょう!

こんな事はありませんか?

・何となく毎日に不満を持っている
・その不満について、あまり具体的に深掘りした事はない
・こんな筈じゃなかった、と思う事が最近多い
・最近何をしてもうまく行かない気がしてる
・周りがやたら充実してるように思えて仕方ない
・ストレス発散という名目で散財する事が増えている
・何かを変えるべきだと思ってはいるものの、何を変えるべきなのか分からない

当てはまる項目があったら、それは思考停止が起こってる可能性が高いです。

自分は○○という評価を受けて然るべき!

という思いがあるからこそ、そうでない事象が起こった際に不満が発生するわけです。


じゃあ今その不満が発生してるのなら、どうしたらクリア出来るのか、
そもそもその不満の根源って、どこになるのか、


改めて向き合う事で、より良い結果に繋がっていく筈です。


どうせ悩むなら、もっと建設的に対策を考えていきましょう!

人生を彩ろう。
Chiva.

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