転職エージェントが匿名相談に答えるvol.①(後編)

転職動画
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さて今回も私の転職チャンネルでの情報発信を、ブログにて文字化していきたいと思います!どうぞ宜しくお願いいたします。まず私のYouTubeチャンネルがコチラ。

転職エージェントが匿名相談に答える① 【音声配信】
Chivaさんの転職MANSHOW

ここでお話している事の中からいくつかをピックアップして、情報をお届けして参ります。

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うつ病の状態で現職を続けるべきか、転職をするべきか

結論、まずは回復に専念するべきだと思います! うつ病は様々な原因が絡み合って生じてる場合がありますので、適切な処置を行い早期回復を目指す方が良いと思います。

現職が原因でうつ病を発症したかもしれない

そのうつ病の原因が現職にある場合、そのまま働き続ければ更に症状は悪化してしまいます。軽度のもので体感的にまだ働けると質問者様は思っていたとしても、何かを削っていることには変わりありませんので、まずはお医者さんにご相談された方が良いでしょう。

うつ病と診断されたら、医者から許可を貰えるまで転職活動はできない

そもそもうつ病とわかってるという事は、そう医者から診断されたと思われるので、その場合は再度医者から活用の許可をもらえなければ転職活動はできません。

でもうつ病って機微情報だから内緒で活動しても良いんじゃない?

確かに精神病などは機微情報に分類されます。ちなみに機微情報というのは、辞書だと「表面からは知りにくい微妙な心の動きや物事の趣」と書かれています。噛み砕くと「あまり知られたくないこと」になりますね。

機微な個人情報とは個人情報の中でも「相手(他人)に知られたくない情報」と言えます。

例えばこんなものがあります。

思想,信条又は宗教に関する事項
人種,民族,門地,本籍地(所在都道府県に関する情報を除く。),
身体・精神障害,犯罪歴その他社会的差別の原因となる事項
勤労者の団結権,団体交渉その他団体行動の行為に関する事項
集団示威行為への参加,請願権の行使その他の政治的権利の行使に関する事項
保健医療又は性生活に関する事項

個人情報保護マネジメントシステム要求事項JISQ15001:2006から一部抜粋

ですので、自身がうつ病であることを面接で言う必要は確かにありません。

ただもし貴方がうつ病で現職を休職し傷病手当などを貰っていた場合は、最終的に情報が就職先に把握される可能性があります。入社手続きの際に履歴を確認されるからですね。

過去に傷病手当を貰っていた、という事実だけで大きな揉め事になるケースは希ではありますが、【面接で聞いていた話と違う】と懸念に思われる会社も一定あるのは事実です。

面倒な事は極力避けられた方が賢いかと思いますので、最低でも休職中である(あった)という事だけでもお話した方が良いかもしれません。

休職中に転職活動しても良いの?

基本問題ありません。ただしうつ病など何かしらの診断をされている場合は活動許可を必ず主治医から取りましょう。また、現職への報告義務はありません。内定が出て転職先が決まったあとに、現職とは相談しましょう。


まずは病気を治す!これが基本です。そして無理して現職に留まらない!この2点が重要です。休職に関しては極力お話をされる方向で検討いただくと良いでしょう。(ただし状況によりベストな行動は変わりますのであくまで参考程度でご認識ください。)

優秀な転職エージェントの特徴はなんでしょうか

最近この手の質問が非常に多いように思います。

これから初めての方にも、すでにご経験されてる方にとっても、やはり自分の人生に大きく影響を与える転職活動だからこそ、優秀なエージェントがついて欲しいですよね。

それでは現役転職エージェントの私が思う優秀なエージェントの定義について、考察していきましょう。

知識があること

これはもう当たり前という部分ですが、それでも本質的に一番重要なことなので敢えて取り上げますね。

やはり専門分野に関して知識が豊富にあること、また企業の見立てなどを現在の市況感から具体的に言語化ができることは転職者にとって非常に重要なのではないでしょうか。

自分より知識がない人に担当されても意味ないですからね。学校や病院なんかもそうですが、自分より知識やノウハウがあるからこそサービスを受けに行くわけです。

見極めるためには、多くの質問を!

自分の担当者に知識があるかどうかは、サービスを受けて行く中で大体把握できるものなのですが、早期に判断されたい場合は沢山質問をすると良いでしょう。

  • 『●●業界 ●●という職種について見解を聞かせてください』
  • 『面接のコツなどを教えてください』
  • 『今の転職市場について教えてください』

上記のような質問をした時に、エージェントがどう答えるかをちゃんと確認しましょう。

ポイントは情報のソースがどこにあるのか、です。

日経新聞なのか、NewsPicksなのか、国の統計からなのか、世界情勢からの予想なのか、話の根拠がどこにあるのかを話せる人ならアタリです。

完全に自分の考えしか言えない方はアウトです。

現場にいる人間として見てきたことや、体験談を話すのも重要なのですが、やはり情報はソース元が重要ですし、ソース元が多いということはそれほど勉強されてる(情報を取りに行っている)証拠にもなりますので、ここは重要な判断基準になるのではないでしょうか。

営業として優秀なのか、カウンセラーとして優秀なのか

転職エージェントはサラリーマンです。そして職種で分類すれば営業職です。営業職ということは当然予算やノルマがあるわけで、日々私たちはその営業予算に追われながら仕事をしている、ということですね。

しかし仕事の性質上、人様の人生に大きな影響を与えてしまうものですし、何より全てのお客様が必ず転職したいわけではなく、悩みを解決したいだけの場合も多くありますから、個人ニーズにあわせたカウンセリングが非常に重要でもあります。(ただ現状カウンセリングだけでは利益を出せません)

ここで、注目いただきたいのが、営業マンとしての優秀さとカウンセラーとしての優秀さは全然違うという事ですね。

【知識】という点ではどちらも必要不可欠ではあるものの、両者はアプローチの仕方が全然違います。それでは比較していきましょう。

営業マンとして優秀な場合

支援実績は多数ありますので、【勝ち方】や【自分の経験で内定が出る企業】などは多く知ってそうです。また効率よく転職活動を進める方法などのノウハウなども多く持っているでしょう。

また営業マンとして優秀な場合は、予算管理なども上手に回せておりますので、必死な営業トークもあまりしない傾向にあるでしょう。

ただデメリットとしては、【活動してくれる人】にサービス提供が偏ってしまうケースがあります。もっと言うと、非常に希望が限定的だったり、あまりにも無理なオーダーを受けた場合、即距離を起き出すパターンも多くあるでしょう。

仕事が一定営利目的である以上、仕方のないことではあるんですけどね。

カウンセラーとして優秀な場合

【キャリアコンサルタント国家資格】というのがあることをご存知でしょうか。転職エージェントで資格保持者という場合も一定いらっしゃいます。

こちらの資格の内容ですが、転職屋の側面よりもキャリア全般に関しての知識や、心理学的な要素、主にどう人の本音を引き出すのか、という側面の方が強いです。

カウンセラーとして優秀な方はまさにここの力が強いのだと思われます。

あなたの悩みにしっかりと向き合ってくれて、自己内省を深めてくれます。

自分の話を最後まで否定せず聞いてくれる、これも優秀なエージェントの特徴であることを理解しましょう。

以上が私の意見となります。是非参考にしてみてください。転職エージェントが優秀かどうかは、正直候補者様側のニーズにもよりますので、優秀かどうかを判断するのは貴方次第である、という事も理解しておきましょう。

エージェントの紹介マージンについて

これも結構聞かれることが多いです。

取引内容にもよりますが、内定で出た年収の約3割が相場となりますね。

年収300万で内定が出た場合、90万が人材紹介会社に入る形です。

企業様によっては、15 %だったり、60%で設定されていることもあります。



ですので、転職支援を個人で展開できてる場合、結構儲かるらしいですよ。勿論そんな簡単な話ではないと思いますが。

入社後1年の短期離職は経歴に傷がつきますか

これは1年という経験をどうみるかで変わってくるかと思います。

そもそもなぜ短期離職は経歴に悪影響が出るのでしょうか。その理由は下記をご覧ください。

  • 継続力が無いと判断されるから
  • (在籍期間が短い為)業務経験値やスキルが不足していると思われるから

主にこの2つになるかと思います。

ということは、上記2点をちゃんとフォローできれば、経歴に傷がつくような事にはならない、ということですね。

継続力が無いと判断されない為には

簡単に言えば、貴方側に原因がなければ良いのです。

離職率の高さ、会社の業績不振、など不可抗力で退職せざるを得なかった、という方向でお話ができると良いでしょう。

ここで注意が必要なのが、人間関係のトラブルやパワハラ、モラハラなど、口頭で証明するのが難しい事象は極力使わない方が良いでしょう。また会社の経営方針が・・・・的な理由も現職批判に聞こえますのであまりお勧めはできません。

業務経験値やスキルが不足してると思われない為には

これは誤魔化しようがありません。実際の経験値ですからね。

つまり、ここに自信が持てないようであれば、短期離職で評価が下がる可能性が高まる、という判断になると思います。

上記の継続力の部分は、書類選考上ではアピールできませんので、この実務経験のレベルが非常に重要になってきます。

ですので、募集要項に対して十分な経験やスキルを持っている場合は、短期離職でも企業は貴方と面接したいと思うという事ですね。

直近の在籍期間ではなく、トータルの経験値で検討されると良いのではないでしょうか。

担当のエージェントをうまく活用しよう!

経験やスキルは不十分だがどうしても現職を1年以内に辞めたい、そしてその理由が非常に深刻なもの(例えば酷い虐め等)であったら、担当のキャリアアドバイザーに相談をし、書類応募の際にフォローの一言を添えてもらえるよう依頼しましょう!何もない状態で書類選考が進むよりも、状況が伝わる分理解を得られる可能性は高まる筈です。

最後に

以上で今回の匿名相談シリーズ①の解説を終了したいと思います!長いので前編/後編で分けてお送りいたしました。如何だったでしょうか!

今後も匿名相談シリーズは更新していきますので、本ブログでの解説も継続していきたいと思います。

この匿名相談シリーズを開始してから思うのは、やはり多くの方が転職やキャリア形成について理解が少ないということです。これは日本の教育現場に大きな原因がありそうですが、現状を非難していても仕方ありません。

学生の皆さん!今のうちに多くの人の話を聞きに行こう!

やはり初めての就職活動を迎える学生こそ、多くの情報を収集しにいくべきだと思います。

皆んな【良い会社に入社すること】をゴールにしているのに、【良い会社とは?】について、売上が高いとか環境が良いとしか答えられない方が非常に多い印象を受けます。

はたらくというのは【自分のキャリアを育む為】です。

あくまで労働は自分の為にしていくものだということをちゃんと理解しましょう。だからちゃんと調べるべきなんです。

優秀な就活生は今SNSを上手に駆使をして、色々な社会人に会って話を聞きに行っています。実際現場で働く社員から話を聞いた方が効率は良いですし、相談回数が増える程様々な意見を聞けるのでその分良い決断が出来るようになります。

私の方では学生に限らず、今この日本で転職やキャリアについて困っている方の力に少しでもなれますよう、引き続き情報発信に務めて参ります!ご質問やご相談はお気軽にコメント欄にお書きくさいね。

それでは今回もありがとうございました!

人生に、彩りを。
Chiva.

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